正社員の昇給額って実際どうなの?いくらなの?

就職・転職知識
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全国平均は3000円~5000円

大手転職サイトのデータでは、一般的な正社員の昇給額は3000円~5000円が、平均的とのデータが出ています。

近年は昇給がない会社も珍しくなく、昇給があるだけでもありがたいと感じてしまいますが、実際にどのくらいの昇給額なら生活が楽になったと感じれるのでしょうか?

答えは最低5000円。このラインを下回ると正直かけた労力に見合う昇給額と言えません。

昇給5000円以下は時間給で見るとバイト以下?!

一ヶ月の労働時間は、残業なしで一般的な企業ならおよそ8時間で月170時間くらいになりますが、昇給額5000円をこれで割るとなんとわずか「29円」となります。

残業時間を計算に入れていないので、場合によっては更に金額は下がります。これではバイトの時給50円UPの方が、はるかにマシになってしまいます。

昇給するだけマシと考えている方もいるでしょうが、昇給金額が増えていかないということは、会社の経営が上手くいっていない可能性も考えなければいけません。

住民税や所得税の増加に対応していない

昇給したということは、所得が増えるので住民税や所得税なども当然増えます。それを差し引くと手取りはあまり変わっていないなんてこともあります。

大手のホワイト企業などでは、それを見越して高めの昇給を行ってくれる会社もありますが、中小企業で5000円を下回るような昇給額の企業は注意が必要です。

自分が働いた時間と労力に、見合うだけの金額を実際に貰えているかどうかを認識していなければ、一方的に搾取される人材となってしまっているかもしれません。

また、給料の上昇というのは、社員にとってはモチベーションに直結する事柄です。しっかりと企業が成長しているのに、社員に対して利益を還元していないようであれば、社員をあまり大切にしていない会社かもしれません。

将来を見据えた昇給額を計算しよう

毎年5000円ずつ昇給した場合は、年間で6万円ずつ増えていきます。仮に昇給額が変わらなかった場合は、5年で年30万円の増加になります。

5年で年収30万円の増加となると大きいようですが、年収200万円だと5年しっかり働いて230万円にしかなっていません。300万円を越えるのになんとあと10年以上必要です。

ボーナスがある場合は別ですが、無い場合は働く貧困層ワーキングプアになりかねません。また、昇給のある会社へ転職をしようと考えている人は、昇給ありという言葉だけで判断してしまうのは、実は非常の危険なのです。

就職・転職の際には昇給ありなしだけでなく、希望する企業がどのくらいの昇給金額の実績があるのかをしっかり聞いておくことが重要です。

雇用の際に、給料関係の話を聞くことを失礼だと感じる人もいますが、自分の貴重な時間を不本意な契約で売ってしまうことになっては、就職・転職をする意味が無くなってしまいます。

自分の市場価値を理解して安売りしないことが重要

終身雇用という日本型の雇用は、「会社が潰れない」「利益が増え続ける」などのことを前提としていました。

しかし、社会の変化は従来の終身雇用制度などを、完全に過去のものとしつつあります。自分が今働いている会社が、10年・20年後も健在であるかを考えてみるべきです。

長時間の拘束時間、満足のいかない昇給金額など、自分の状況に満足していないのなら、今の会社に尽くすことは本当に正しいのかどうかを考えてみるべきです。

昇給金額や給料とは、あなたの会社での評価そのものです。自分の価値を正しく評価しているかどうかを判断するには、転職エージェントやスカウトサイトなどで、一度相談をしてみるのも有効な手段でしょう。

自分のスキルや経験は、別の会社ではもっと高い評価を得ることができるかもしれないのです。実際に転職をしなくても、自分の市場価値を知ることができれば、自分自身を安売りすることを避けることができるようになります。