なぜ転職をしようと思ったのかを明確にする
転職を考えてる方は、今の自分の会社での立場、待遇、労働環境などに不満をもっているからこそ、転職をしょうと思ったはずです。
自分自身が、転職をしようと思った理由をしっかりと理解しておくことは、実は非常に大事なことなのです。
転職理由を曖昧にしておくと、本来のより良い職場への転職という目的自体が、ズレてしまうことになるかもしれません。
給料・待遇アップを目的とした転職
給料や待遇面での不満を抱いて転職を決意した人なら、転職先の条件において給料・待遇面は絶対条件となってきます。
もしも、転職活動が長引いてしまって、給料・待遇面を妥協するようなことをしてしまっては、自分が転職を決意した意味がなくなってしまいます。
また、今の職場で本当にこの問題を、解決できないのかどうかを一度考えてみる必要もあります。なぜなら、今の自分の給料・待遇が一番いい評価である可能性があるのです。
現状の評価が自分の最高値だった場合、転職によって給料・待遇アップを実現するのは不可能となります。
このような場合にすべきことは、転職ではなく、自分自身の人材価値を高めるためのスキルアップなのです。
労働環境の改善が目的の転職
ブラック企業という言葉が一般的になってる現代では、劣悪な労働環境で働かされている人も少なくありません。
労働環境の改善が目的の転職では、転職先企業の情報収集を怠ってはいけません。
小さい会社は難しいかもしれませんが、ある程度の規模の会社であれば、今の時代はネット掲示板などで口コミなどを見つけることもできます。
口コミなどの情報が無かった場合でも自分で質問することで、情報を得ることができるかもしれません。SNSなどでその会社の従業員を見つければ、直接情報を得ることもできる場合もあります。
求人票だけの情報では実際に会社に入ってみるまで、労働環境というのはわかりません。それゆえに、事前に仕入れることの出来る情報は可能な限り収集しておくべきなのです。
新たな業界への挑戦が目的の転職
今の業界での仕事ではなく、全く別の異業界への転職を目的としている場合は、おそらく自分自身が「やってみたいこと」があるはずです。
未経験業界への転職となれば、基本的には現在の自分のスキル・経験は、役に立たなくなってしまうことを覚悟しておく必要があります。
給料面に関しても、大きくダウンしてしまうことは避けられないでしょう。しかし「やりたいことをやる」というのは仕事において非常に重要なことなのです。
「やりたくない」仕事を続けることは、モチベーションが上がらず、精神的なストレスも知らず知らずに蓄積していきます。
「やりたいこと」を仕事にすることは、仕事におけるモチベーションが大きく上昇し、未経験であってもスキル習得などに積極的に取り組むことができます。
本当にやりたいことを明確にして、それを転職の絶対条件とすれば、必ず理想の転職への道は拓けていくことでしょう。