残業が日常的な会社がダメな理由

就職・転職知識
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残業することが前提のスケジュール

残業が日常的になっている会社というのは、仕事のスケジュールも残業することを前提として考えている場合が多いのです。

取引先との仕事なども、業務時間内で完了できる見通しがなくても、少し残業させれば大丈夫などと計算して請負ってしまいます。

一度取引先の無茶な要求に応えてしまうと、相手は無茶な要求ではないと思ってしまい、場合によってはさらにひどい要求をしてくることになります。

従業員への負担は増していく一方となり、最終的には従業員だけでなく会社そのものがダメになってしまうのです。

パフォーマンスが低下する

残業による長時間労働がもたらすのは、睡眠不足による従業員の著しいパフォーマンスの低下です。人間にとって睡眠時間は疲労回復の源なのです。

3時間睡眠と9時間睡眠での仕事のパフォーマンスの変化を実験した結果では、なんと3時間睡眠の場合は9時間睡眠と比較して、40%も仕事のパフォーマンスが低下することがわかっています。

つまり、残業による長時間労働をすればするほど、従業員のパフォーマンスは低下し続け、会社の業務に支障をきたすようになるのです。

睡眠時間の不足は、健康面に関してもリスクが増大し、従業員の生命すら危うくさせてしまい、本当に何一つ良い事がないと言えます。

会社の将来性がない

現状で残業しなければ日々の業務を行えない会社は、今以上の仕事をすることができないと言えます。

収益拡大に繋がる新たな事業などに、取り組む余裕がない会社が成長していくことは難しいのです。

従業員に余裕がなけば、人を増やして対応すればいいなどと考えている会社も多いでしょうが、人手不足が叫ばれている現在の労働市場において、本当にそう考えているのならば、ますます将来性はありません。

業務効率化などによって、従業員の負担を減らして余裕を作っていくなどの施策を行わない会社は本当に先がないのです。

人件費が高騰する

8時間を越える時間外労働については、1.25倍の賃金の支払い義務が発生します。残業が日常化している会社は、それだけ人件費が高騰しているのです。

人件費の高騰は会社の利益を圧迫していきます。利益が減れば従業員の給料に還元することもできなくなり、最悪支払われなくなる可能性もあります。

会社によっては残業代を固定残業代(みなし残業代)として抑えている場合も多いですが、固定残業代はいくら残業させてもいい制度ではないのです。

固定残業代は本来は、設定された残業時間を超過した場合は、別途残業代を支払う必要があるのです。つまり固定残業代を採用して、残業代を抑えているなどと言う会社は、そもそもがブラック企業であると言えるのです。

長く働けば儲かる時代ではない

昔と違い現代は、労働者が長く働けばそれだけ儲かるような時代ではありません。労働者に長時間労働を強制する会社よりも、AIやロボットなどによって生産性を向上させた会社の方が儲かるのです。

いつまでも残業を日常的に行っている会社というのは、「仕事のスケジュールを的確に組むことができない」「従業員の健康などを考慮しない」「会社が成長できない」などデメリットのオンパレードと言えます。

労働者の中には、残業代を稼げないと生活ができないと思っている人も多いでしょうが、残業が日常的な会社が将来性がなく危険である事を、しっかりと認識しておかなければいけないのです。