働いている企業と自分が対等であると認識する

労働契約 就職・転職知識
スポンサーリンク

労働契約は対等な立場で結ばれる契約である

労働契約は、「労働者及び使用者が対等の立場における合意に基づいて締結すべき」と労働契約法で明記されています。

もちろん、社長と従業員では給料面などが一緒となりませんので、条件面で対等というわけではありませんが、少なくとも労働力を提供する側と労働力を雇う側という関係は、本来は対等であるべきなのです。

しかし、多くの場合で雇い主の方が立場的に強く、雇われる側は従うしかないと言う不平等が、日本の労働契約の現状となっています。

労働契約ではなく奴隷契約になってしまっている

終身雇用のように一度入社すれば、一生涯企業が面倒を見ることが前提であれば、労働者としては多少不利でも労働契約を結んでいたのが昔の日本です。武家社会だった日本にとっては、主従関係を結ぶという方がしっくりきたのかもしれません。

会社が十分に労働者に報いてくれるから、労働者も会社に尽くすという構図は、主従関係として成立していましたが、現代の労働契約は、ほとんど「奴隷契約」となっている場合が多いのではないでしょうか?

十分な見返りがあるからこそ成立していた雇い主有利の労働契約ですが、それが今でも当たり前と勘違いしているのは、双方にとって非常に危険であると言えます。

いつでも辞めれるという余裕を持つ

雇い主有利の奴隷契約が多くなってしまっているのは、ほぼ労働者側のせいと言えます。

「会社に尽くすのは素晴らしい」「転職するなんてとんでもない」などの過去の習慣によって、1企業に勤めあげるのが正しい生き方と教えられてきたのが原因ですが、会社を辞めることを非常に重く捉えてしまいがちです。

はっきり言って、「会社に頼っていれば将来安泰」などは完全に時代遅れです。

大げさではなく、「会社には寿命あり、いつかは潰れる」と認識し、いつでも辞めれる余裕を持って労働契約を結ぶことが重要なのです。

会社を辞めてもなんとかなるという余裕を最初から持てば、労働契約の段階から対等な立場で雇い主と交渉することが出来るようになります。

納得できる労働条件にこだわる

給料・休日・福利厚生など、企業に労働力を提供する上で自分が納得できる労働条件かどうかは、徹底的こだわるべきです。

納得できなければ、交渉を申し出るのは労働者としては、当然の権利であり、むしろ納得していないのに労働契約を結んではいけません。

「給料や待遇のことを言ったら評価が下がる」などと思っている人は、今すぐ考えを改めた方が良いでしょう。むしろ、本当に評価が下がるのだとしたら、その勤めている企業はあなたとの労働契約を奴隷契約と思っています。

「相手の提示した条件に納得いかなければ、交渉を行い、それでも納得できなければ断る」のは当たり前のことです。

企業と労働者は対等であるとしっかりと認識し、いつでも辞めれる余裕をもって働くことが、今後の社会では本当に重要であることを覚えておきましょう。