人手不足の最大の原因は、企業の劣悪な労働条件に他ならない

人手不足の原因 就職・転職知識
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人手が足りない企業には理由がある

日本全国で人手不足が叫ばれている近年ですが、人手が足りていない業界や企業にも大きな違いがあり、就職・転職希望者にとって必ずしも有利であるとは限らないのです。

人手不足が深刻になっているのは、いわゆる3K(危険、汚い、キツイ)業種だと言われおり、飲食業や宿泊業、営業、介護などが特に人手不足に陥っているそうです。

これらの人手不足が深刻化している業界に共通している点が、低賃金・長時間労働などの劣悪な労働条件の企業が多いという点です。

労働者は対価を貰って労働力を提供するものですが、その対価は納得のいくものでなければいけません。納得のいく対価を提供していない企業が人手不足に陥るのは当たり前のことなのです。

労働者の賃金を安く抑えないと存続できない企業とは、そもそも企業の経営者の工夫が足りていないことであり、少子高齢化のせいだと言うのは経営者の甘えと言っても良いでしょう。

働く側はわがままになっていい

「安い賃金で働いてくれないと経営が成り立たない」と言っている企業に就職・転職をすることは、自分自身の為だけでなく、社会全体としても良くないことです。

会社が倒産するのは悪いことのように考える労働者は多いでしょうが、従業員が満足して働ける会社が生き残り、劣悪な労働条件の会社が潰れていくことは大変正しいことではないでしょうか。

労働者の労働価値を下げて、無理やり存続させているような企業がいつまでも生き残っているのは、日本の労働者が我慢強く、多少の不満では辞めないからです。労働者としては素晴らしいことなのかもしれませんが、ブラック企業の経営者はそれに完全に甘えているのです。

労働条件に不満があるなら、はっきりとそれを伝え、改善されないのならキッパリと辞めてしまえばいいのです。むしろそこで我慢をしてしまえば、ブラック企業を無駄に存続させるだけとなってしまいます。

自分自身を安売りせずに、納得のいく労働条件で働けば、仕事のモチベーションも上がり、日々の生活にも充実感が生まれてくることでしょう。

安い賃金を維持している企業は成長しない

労働者の賃金が安い企業というのは、IT化や自動化などの設備投資をして、事業を効率化することをしません。なぜなら、設備投資をするよりも安い労働者を雇えばいいと思っているからです。

労働者が溢れていた時代であれば、確かに有効な手段であったかもしれませんが、近年では明らかに企業の成長を妨げている要因となっています。自動化すれば1人でできる作業を従業員2人で行わさせているような現状は、自動化するよりも労働者の給料が安いから発生しています。

また、安い給料で雇われれば経営者の人材の扱いも雑になります。高い給料であればそれ相応の活躍をしてほしいと、教育や裁量権などもしっかりとしてくれます。

いい加減に安い労働者に甘えて、工夫や努力をしない経営者の企業は潰れていいのです。そして、労働者は自分の価値を低く見積もらず、納得できない労働条件には「NO」と声を上げましょう

少し給料を上げたくらいで経営が傾くような企業であれば、そもそも未来はありません。我慢して自分も一緒に潰れてしまっては元も子もありません。

人手不足とは労働条件が悪くて労働者が逃げているだけ

人手不足の問題は、労働者のせいでは決してなく、企業の経営者の責任であることを理解しなければなりません。

劣悪な労働条件のブラック企業が一方的に人手不足と叫んでいるだけなのです。そのようなブラック企業に自分を安売りしてしまえば、社会全体としても成長を妨げる結果となってしまいます。

古い設備や古いシステムで、やり方を変えずに労働者に甘え切った企業に人手が集まらなけば、当然そんな企業は潰れていくでしょう。そして労働者が働きたいと思える企業が生き残っていけば、私たちの暮らしも良い方向へと進んでいくでしょう。

就職・転職をする際には、労働条件に妥協をしてはいけないのです。わがままを言って良いですし、むしろ言わないと入社をした後で後悔することになるでしょう。

長く会社に勤めていれば自然と給料が上がっていく時代ではない以上、「この会社はダメだ!」だと思ったのならスグにでも見切りをつけて、無能な経営者に分からせていかなければならないのです。

労働者は奴隷でなく、雇用主と対等な契約を結んでいることを強く意識し、納得できる条件での仕事探しをするように心がけていきましょう。