ハローワークの求人にブラックが多い本当の理由

就職・転職知識
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ハローワークは無料で求人を出すことができる

「ハローワークの求人はブラックが多い」というのは事実でもありますが、間違いでもあります。ホワイト企業などの求人も確かに存在していますが、それ以上にブラック企業の求人も多いために、全体としてブラック企業の求人が多いということになっているのです。

なぜ、ブラック企業の求人が多いかと言えば、求人募集をする企業は、ハローワークでは無料で求人を出すことができるからです。一般的な転職サイトなどは、求人掲載をするのに費用が発生します。採用にコストを掛けたくない企業は、とりあえずハローワークに求人を出そうという考えになるということです。

さらに、ハローワーク経由で採用した場合に補助金が出る場合もあり、お金を掛けずに人材を確保でき、更にお金も貰えるとなれば、ホワイト企業もブラック企業もとりあえずハローワークに求人を出そうと考えるわけです。

無料で求人を出せるので、ハローワークの求人数は非常に多くなりますが、ホワイト企業もブラック企業も一緒に求人掲載されるので、数の多いブラック企業が目立ってしまっているのです。

企業側の本気度が低い場合が多い

ハローワークの求人は、無料で出すことができるので、企業側の採用の意欲が低くても、とりあえず出している「カラ求人」も存在します。

この「カラ求人」は、ハローワーク側も求人数を増やすことを目的として、日々いろいろな企業に求人を出すように依頼しているために、発生してしまっています。

採用意欲が低い企業は、ブラックであるとは限りませんが、折角応募してもあまり積極的な採用は行わず、求職者の貴重な時間を無駄にしてしまう場合も多くあります。

求人広告にお金を掛けている場合は、企業側としても採用をしなければいけないという意識を強く持っていますが、ハローワークは無料であるがために、本気度の高い企業と低い企業が、一緒になってしまっているのも覚えておいた方が良いでしょう。

嘘の求人情報を掲載しても罰則がなかった

ハローワークで取り扱った求人票について「記載内容と実際の労働条件が違う」という相談は、年間で1万件近くに上り、求人詐欺の温床ともなっていました。

これは、ハローワークに嘘の求人を掲載してもこれまでは、特に罰則がなく、ブラック企業などが求職者を騙して、都合の良い奴隷を確保しようとしていた結果とも言えます。

こうした求人詐欺に関して、ようやく国も罰則を導入して少しずつですが、ブラック企業を追い出そうとしています。しかし、あくまでも表向きの求人情報だけですので、実際に入社した場合にブラック企業である可能性も考慮しなければいけません。

ひとまずは、求人票での情報に嘘をつけなくなっているので、年間休日や給与面・雇用形態などについて、しっかり確認することである程度のブラック企業は回避できると言えます。

ハローワークはホワイト企業もブラック企業もある

ハローワークは、企業にとっては、無料で利用できる平等な職業紹介所です。よほど悪質でない限りは、ホワイト企業もブラック企業も平等に求人掲載をすることできます。

「ハローワークの求人はブラックが多い」というのは、ハローワークの性質上そうなってしまっているのであって、探せばホワイト企業も存在しますが、確実にそれを見つけ出すのはなかなか難しいかもしれません。

転職エージェントや転職サイトの求人は、基本的に求人募集にお金を掛けている企業になります。最低でもお金を払ってでも人材を確保したいと考えている企業となるので、ハローワークと違って、無料で奴隷を確保したいと考えているブラック企業を排除することができます。

ハローワークの求人に不安を感じたのなら、その企業がハローワーク以外にも、お金を掛けて求人募集をしているかどうかを調べてみるのもよいかもしれません。

ハローワークは、求職者も企業も無料で利用できるので、便利であるのは確かですが、転職エージェントや転職サイトも、求職者は基本的に無料で利用できます。どうせ無料で利用できるなら、ハローワークの情報だけでなく、転職エージェントや転職サイトの情報も活用することで、より良い就職・転職を目指す方が良いと言えるでしょう。