ボーナスなしの正社員はなぜダメなの?

就職・転職知識
スポンサーリンク

ボーナスの有り無しは企業のバロメーター

近年ではボーナスが出ない企業も増えつつありますが、ボーナスは基本的に夏と冬の2回に分けて支給されます。ボーナス支給額は企業によりますが、おおよそ2ヶ月~3ヶ月が一般的となっています。

ボーナスが出せる企業というのはそれだけでまず、経営がある程度安定している企業と見ることができるのです。

逆にボーナスを出せない企業は、経営自体が上手くいっていない可能性が高くなります。社員への利益の還元が十分にできなくなっているのです。

ボーナスの支給をしない分、基本給などの上乗せがされていれば別ですが、それでなければ企業の将来性について考えてみるべきです。

ボーナスは正社員で働くメリットである

正社員として働く代表的なメリットは、ボーナス、退職金、年功序列、終身雇用です。これらのメリットがあったからこそ、正社員という雇用形態は魅力的だったと言えます。

しかし、現代の社会では、正社員として働くメリットのうち、一生涯の雇用を保障してくれる終身雇用が、既に崩壊しつつあるのは周知の事実でしょう。年功序列に関しても成果主義による評価へ以降しつつあります。

退職金に関しても、制度を廃止している企業も増えてきています。こうした状況の中で、ボーナスまでない企業に居続けるメリットが本当にあるのでしょうか。

ボーナスが支給されるからこその正社員であり、それが無くなってしまえば、正社員という雇用形態で働く意味自体がありません。

年収に大きな差がつく

ボーナスの有り無しは、年収額に対しても大きく影響してきます。

ボーナスの支給額が50万円で年2回だった場合は、100万円の年収差がつき、それが10年勤務の場合は1000万円以上の差がつきます。

長く勤務すればするほど、ボーナスのある正社員とない正社員では、その年収格差は広がっていく一方なのです。

なによりもボーナスが支給されなけば、老後資金などの貯金も満足に行うことができません。年金支給年齢の引き上げなども言われる近年において、老後資金の貯金は非常に重要な事柄なのです。

仕事のモチベーションが上がらない

ボーナスがなければ、日々の仕事へのモチベーションも低下していきます。モチベーションが低下すれば、会社の経営もうまくいかず、更にボーナス支給が遠のいていきます。

働く人にとって仕事のモチベーションとは、やりがいなどもあるでしょうが、多くは対価を得ることです。ボーナスが出るからこそ、仕事を頑張れる人も少なくないでしょう。

「社員のモチベーション上がらないから成果が出ない→成果がでないから利益が増えない→利益が増えないからボーナスが出ない→社員のモチベーションが上がらない」と言う負のスパイラルに陥ってしまえば、もはやその企業の成長はないと判断できます。

利益を還元しないブラック企業である

企業が十分な利益を上げていないので、ボーナス支給ができないのも問題ですが、利益を上げているにも関わらず、還元していない企業はそもそもブラック企業である可能性が出てきます。

真っ当な企業というのは、社員への利益の分配をしっかりと行っています。それを意図的に行っていない企業というのは、経営陣の利益のみを追求して、社員は使い捨てのコマのように思っているブラック企業なのです。

利益の還元を行わないブラック企業では、ボーナス支給はおろか昇給さえ望めなくなってきます。正社員という肩書きだけで、得られるはずのメリットが何もないような場合は、転職を真剣に考えなければ、将来の不安は大きくなっていく一方でしょう。